第86話 襲撃

「じゃあ、僕が事故にでもあって死ぬとでも言うんですか?」コースケがネジに尋ねた。。
「それもありうる。だが、命運の尽きたお前を一人にしたくない」ネジが答えた。
「わかりました。じゃあ、今日は鍋にしましょう」コースケが言った。

コースケとネジはコースケの愛車でスーパーに立ち寄り、駐車場に着いた。冬の日は早く沈む。駐車場に2人が到着した時には日はすっかり暮れていた。一行が車から降りると黒い霧が3つ発生し、武装SSの制服を来た伍長2人と特務曹長1人に変身した。

「ヴァンパイアか」悪魔の目の能力を持つ陰陽師のネジはそう言うとタケミカズチの印を結んだ。ヴァンパイア3体に雷が落ちた。ヴァンパイア1体が落雷を受け、破壊された。。
「聖なる力よ悪霊を払え!」コースケは破魔の呪文を唱えた。2体のヴァンパイアは聖なる力で破壊された。

「ネジさん、ありがとう。おかげで助かったよ」コースケが言った。
「それでも今晩はヴァンパイアがふたたび襲いに来るかもしれない。鍋の食材もあることだし。今晩は泊めてもらうよ」ネジが言った。
「わかった。よろしく」コースケが言った。

「いいか、今晩は誰が来ても招き入れるんじゃないぞ。たとえそれがY4のメンバーであってもだ」鍋をつつきながらネジが言った。
「どうしてっすか?」コースケがネジに言った。
「お前はヴァンパイアに狙われている。奴らは欲しい者を必ず自分の血族に加える。それにお前は危なっかしい」ネジが言った。
「危なっかしい……っすか?」コースケは髪を掻きあげ言った。
「そうだ、危なっかしいんだよ。それより他のメンバーが狙われていなければいいのだが……」ネジがしらたきを頬張りながらいった。
「ヤツさんとトモティンさんでしょ、だいじょうぶっすよ」コースケが言った。
「それもそうだな。俺たちの方が危なっかしいか」ネジはそう言うとネギを口に運んだ。(つづく)

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