第47話 ラビリンス

「OK、この地図だ」リーフレットを見たネジが言った。
「マルキュー方面と東口の9番入り口に分散しますか?」ヤツが言った。
「いや、全員で9番入り口から副都心線に行こう。半蔵門線はその後だ」ネジが言った。
「了解」Y4部隊は全員で9番入り口から副都心線を攻略すべく向かった。
「エスカレータがホームに10台か。厄介な……」トモティンが言った。
「1人1対だな」ネジが言った。
「しかも階段で降りられない。嫌な作りだ」ヤツが言った。
「着地するなり魔法で攻撃だ。いいな」ネジがいった。
「了解」Y4の他のメンバーが答えた。一行が9番入り口から階段を下るとゾンビが5体現れた。ネジが神風の印を結んだ。5体のゾンビは聖なる風に切り裂かれた。
「B1階で5体か。地上への流出が気になる」ネジが言った。
「ゾンビを2体発見した」ヤツがライフルのスコープ越しにゾンビを見ながら言った。ネジが神風の印を結ぶ。しかし、ゾンビは抵抗した。ヤツはゾンビに連射した。ヤツはゾンビ2体を破壊した。
「これって絶対、地上に流出しているっすよね」コースケが言った。
「だが、ここは地下だ。空爆の効果は期待できない」ネジが言った。
「念願の下りエスカレータだ。覗きこんだ感じ、近くにゾンビはいないようだ」ヤツが言った。
「ヤツさん、コースケ、隊に先行して偵察してくれ」ネジが言った。
「了解」ヤツとコースケはエスカレータで下の階へと移動した。
「このフロアに敵はいない」ヤツが無線機でネジに連絡した。間もなくネジとトモティン、タクオが降りて来た。
「地図から見るとここから短いエスカレータで地下3階に行き、改札口を通過してエスカレータで地下4階に行くのがルートらしい」ヤツが地図を開いて言った。
「ああ、そうらしいな。また偵察を頼む」ネジが言った。
「今B3だ。B3に敵はいない。だがB4フロアは見えない。降りたところ勝負だな。その前に弾丸が10発しか残っていない。弾倉を交換する」ヤツが言った。
「降りたところ勝負?!勘弁してくれよぉ」コースケは嘆いた。

ヤツとコースケが地下4階に到達するとそこにゾンビの気配はなかった。ネジとトモティン、タクオも降りて来た。(つづく)

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