第4話 ナイト・オブ・ザ・リビングデッド 

20mほど進むと敵のゾンビ化した兵士10人がふらふらと通りを横切っている。ヤツはフルオートで2体のゾンビを狙った。ヤツは敵の兵士1人を蜂の巣にしたが、銃弾がライフルに詰まって使用不能になってしまった。

「敵がいたら知らせろよ!」ネジが銃を構え、ヤツの元に走っていった。他のY4のメンバーも後を追った。

ゾンビはデタラメに銃を撃った。一発がヤツの防弾アーマーに命中したが、貫通はしなかった。

ネジは刻鬼の印を結んだ。ゾンビ1体がネジの妖力で切り刻まれ、倒れた。ユースケは銃をフルオートにしてゾンビに弾丸を浴びせた。ユースケは一体のゾンビを仕留めた。ヤツも刻鬼の印を結んだ。ゾンビ1体が瞬時に肉片となって消えた。

「炎の力よ、敵を焼き尽くせ!」トモティンが炎の呪文を唱えた。トモティンは6体のゾンビを炎の力で焼き尽くした。
「火の力よ、敵を焼き払え!」コースケが火の呪文を唱えた。ゾンビは火に包まれて焼き払われた。

「知らせろって言ったじゃないですか」ネジがヤツに言った。
「こいつで知らせただろ」銃身に詰まった弾丸を抜きながらヤツがネジに言った。
「ところで、これから俺たち、どこに行く?」ヤツが続けた。ヤツは詰まった弾丸を慣れた手つきで取り出した。ヤツは手動で弾丸を再装填した。
「今無線が入った。政庁にゾンビ兵士が集結しているそうだ」ネジが言った。
「俺たち5人でやるんっすか?無茶だ!」コースケが言った。
「陰陽寮や魔法省の人間は戦争を理解していないし理解しようもしない。おまけにラジバンダリ島軍団の指揮官は『あの』武装SS中将だしな」ヤツが銃の動作確認をしながら言った。

「銃が直ったから俺がまた偵察する。合図はこいつだ」ヤツは愛用の銃を見せ、言った。
「了解」Y4のメンバーが言った。

「通りを渡れば政庁だ、敵は見当たらないが万が一の時は援護してくれ」ヤツが言った。ヤツが政庁のフェンス越しにバルコニーを見ると、黒い翼を持つ赤い蛇の姿をした悪魔がいた。悪魔はヤツに気づくと呪殺の呪文を唱えた。ヤツは呪文に抵抗した。(つづく)

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