| 第2話 ラジバンダリ島戦役 1975年、米州連合が社会主義革命戦線に敗北し、ベトナムとラジバンダリ島から撤退すると今度は第三帝国と社会主義革命戦線がラジバンダリ島の支配権を争うようになった。島は東西で二分され、東側が社会主義革命戦線、西側が第三帝国の領地となった。帝国主義連合も米州連合はラジバンダリ島を取り返すほどの国力を失っていたので第三帝国を積極的に支援した。そもそも帝国主義連盟、米州連合、第三帝国の三者は「資本主義、反共」という共通のバックボーンを持っていた。 第三帝国の日本は米州連合からラジバンダリ島で戦うために武器のライセンスをいくつか取得した。 「ここが新兵訓練場か……」ラジバンダリ島の州都ラジバンダリの空港に到着したヤツが言った。 2008年、ラジバンダリ島の停戦ラインを社会主義革命戦線が侵犯し、首都ラジバンダリに肉薄した。 第三帝国政府はこれを機にラジバンダリ島の支配を全島に拡大することを決定した。第三帝国本国軍がラジバンダリ島に派遣され、社会主義革命戦線は6日間で革命戦線側首都のフンマリを包囲された。フンマリ国際空港を占領したヤツは全島から集まった空中機動騎兵のヘリコプターを眺めながらコーラを飲んでいた。 ヤツの無線が突如鳴り、ヤツは空港ターミナルのVIP室に行くよう命じられた。戦場の愛と勇気ともう一つの友、G36K突撃ライフルを片手にヤツはVIPルームに向かった。 |
![]() G36K 5.56mm突撃ライフル |
典型的な社会主義建築のVIPルームにはY4と呼ばれる魔術師と陰陽師からなるスペシャルユニットが待ち構えていた。 「フンマリで悪魔が跳梁している。Y4とヤツ中尉には機甲擲弾兵B中隊に先行して実体化した悪魔を退治してもらいたい」魔法省の役人が言った。(つづく) 次のページへ メニューに戻る |