| 第37話 チーム・シャムスカの栄光 モトらが函館港を占拠して治安維持のための海軍歩兵第1大隊を北海道に上陸させたちょうどその頃、西部方面軍は後退を余儀なくされた。四国では松山、高知を放棄し、本州では広島、山口宇部空港を放棄した。 13日目、四国に援軍を投入した西部方面軍は下関を失い、本州から撤退した。偵察の結果、九州には西部方面軍の部隊が集結し、要塞と化していた。海軍歩兵部隊は札幌の北部方面軍司令部を支配下に置いた。 14日目、関門大橋をイージス艦が確保したが戦線は膠着状態になった。 16日目、西部方面軍の四国侵攻部隊が全て倒された。戦車部隊は関門大橋を越えて、九州の地にたどり着いた。 17日目、大規模な九州侵攻が始まり、北九州、福岡とその空港、鳥栖、佐賀で激しい戦車戦が繰り広げられた。18日目も同じ場所で激しい戦車戦がつづく。 19日目、佐世保港にイージス艦が入港した。大分県と福岡県の境界で激しい戦車戦が続いていた。 20日目、戦車隊が大分県内に侵攻。大分市にあるシャムスカ軍司令部へと肉薄する。小型輸送機で福岡に入ったY4は司令部襲撃部隊に選ばれた機甲擲弾兵G中隊に合流した。今回のシャムスカ将軍の反乱の意図が見えない今、その意図にオカルト的要素が含まれている可能性があるため、駆り出されたのだ。福岡空港のターミナルビルは激しい攻防戦の末、大部分が破壊されていた。 21日目、戦車部隊が司令部守護部隊を掃討し、司令部占領作戦が実行に移された。 「怖いほどに静かだ……」コースケが言った。 「ああ、そうだな」トモティンが言った。 「罠かもしれないが俺たちは司令部を探すしかない」ネジが言った。 「前方にゾンビ兵5体。援護しろ」ヤツはそう言うとG36Kでゾンビを連射した。ゾンビ1体の頭が吹き飛んだ。(つづく) 次のページに進む メニューに戻る |